TOEIC PART5対策 オススメの勉強法&参考書を詳しく紹介

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今回はTOEIC Part5で高得点を取るための対策を詳しく紹介したいと思います。

TOEICで600点~を取るための長文対策オススメ参考書

英単語&英文法の勉強法は前記事で紹介しましたのでぜひこちらも併せてご覧ください
TOEIC600点を狙うための基礎対策 英単語&英文法編

TOEIC L&RのPart5はいわゆる「短文の穴埋め問題」です。

この形式は大学受験(特に私大)でもよく見られるオーソドックスな形式で、Part5は30問の出題です。TOEIC L&Rのリーディングでは全体(Part5~7)で75分という制限がありますが、パートごとの制限時間はないため、自分で時間配分を考えて素早く答えていく事が重要です。

Part5はその中でも比較的解答しやすいので、特にスピードが求められます。
なぜなら、Part6と7は文章が大幅に長くなるのでPart5で時間を取られすぎると6,7を解く時間が不足してしまうからです。Part5の目標解答時間は15分です。

パターン1・語彙問題

まず最初が語彙問題です。
例えば、下記のような問題です。

こちらは純粋に語彙力(単語力)があるかどうかを問われますが、問題文全体を読まないと正確な解答は出せません。

No. 105 All clothing sold in Develyn’s Boutique is made from natural materials and contains no ——- dyes.
(A) immediate
(B) synthetic
(C) reasonable
(D) assumed

正解はBの synthetic(人工的な)になります。

出典:TOEIC公式サンプル問題

パターン2・品詞問題

次のパターンは品詞問題です。
下記のサンプル問題のように、品詞が異なる語幹が同じ4つの単語が選択肢に並び、その中から正解を選ぶパターンです。

No. 103 Gyeon Corporation’s continuing education policy states that ——- learning new skills enhances creativity and focus.
(A) regular
(B) regularity
(C) regulate
(D) regularly

正解はDの regularly(定期的に)となりますが、こちらは品詞のルールをしっかり理解できていれば必ずしも全文を読まなくても空欄前後だけで答えを弾き出せる問題も多いので問題演習を徹底的に繰り返して慣れましょう。

出典:TOEIC公式サンプル問題

パターン3.文法問題

Part5の出題パターンの3つ目は、文法問題です。

No. 102 Jamal Nawzad has received top performance reviews ——- he joined the sales department two years ago.
(A) despite
(B) except
(C) since
(D) during

正解はCのsince(~以来)となりますが、品詞問題と同様、文法のルールがしっかり頭に入っていれば、空欄前後の単語を確認するだけですぐに解ける問題が多く出題されます。

出典:TOEIC公式サンプル問題

TOEIC Part5で高得点を獲得するための勉強対策法

 ここまでTOEIC Part5のサンプル問題を紹介して、Part5では語彙問題、品詞問題、文法問題の3種類があることを解説してきましたが、具体的な対策方法を紹介します。

TOEIC Part5対策1・中学レベルの文法を完璧にし、その上で問題演習を重ねる

TOEIC Part5で高得点を獲得するには文法力が非常に重要ですが、決して高度な文法力は求められておらず基本的には中学レベルで十分と言われています。

ただ、その上でTOEIC特有の傾向に慣れる必要があるので、しっかりと問題演習をこなす事も非常に重要ですし、知らない事項が出てきたら参考書でしっかり知識を補充する事も重要です。

詳しい対策はこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧下さい。
中学レベルの文法や単語力に不安がある方のための勉強法も紹介しています。

TOEIC Part5対策2・徹底した語彙力をつける

TOEIC Part5で高得点を獲得するには語彙力も非常に重要です。

語彙力はTOEIC対策に限らず、全ての英語の勉強で非常に重要ですし、Part5では語彙問題の比重が非常に大きいので、語彙力アップは必然的にTOEICのスコアアップに繋がります。

語彙対策は中学レベルでは済まず、それ以上のレベルが要求されますがその対策もこちらの関連記事で紹介していますのでぜひご覧下さい。

TOEIC Part5対策3・TOEIC形式の問題演習を可能な限りこなす

一番のTOEIC対策はTOEIC形式の問題演習を可能な限りこなす事です。

ただ、基礎文法や語彙力がついてないのにいきなり問題演習をこなしても効率が悪いので、最初に上記記事の英単語&英文法対策をしっかりやるのが大前提となります。

TOEICの出題傾向を把握して、時間配分のペースをつかむためにも非常に重要です。

TOEICのリーディングは100問をわずか75分で解く必要があるので、1問に1分もかけられません。

特にPart5は6&7に比べれば難易度が落ちるので、15分以内で完答出来るように徹底した訓練が重要となります。

特に語彙問題は考えても出来ないものは出来ないので、諦める問題は早めに見切りをつけるようにしましょう。

また、単語問題は文章の全体を読まないと解答出来ないものも多いですが、品詞問題や文法問題は空欄前後を読むだけで解ける問題も多いので、そういった訓練も本番の形式に近い問題集を数多くこなすことで慣れていけば高得点を獲得しやすくなります。

上記の関連記事は600点までを狙う方のための記事ですが、700点以上を狙う方のためのオススメのTOEIC Part5の参考書(問題集)をいくつかご紹介します。

まずオススメなのがこちらです。
TOEICに出題される文法を丁寧に解説している本で、出題されない項目はカットされているので非常にTOEIC対策として優秀な本になります。

TOEIC(R)テスト英文法 プラチナ講義

次に、難易度別(500~990点)に問題が紹介されているこちらです。
非常に有名ですが、できる限りTOEIC本番と同じ形式の問題演習で素早く解く練習をしていきましょう。

そして、TOEICのPart5対策に特化したコンパクトな1冊です。
14回分の420問の演習が出来るので、これを使いTOEICの試験形式に慣れていきましょう。
TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)

さらに、900点以上を目指す方にオススメなのが『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』です。
非常に詳しい解説が特徴的で、ハイレベルな受験生でも非常にやりごたえがある問題ばかりで弱点を補強出来る1冊です。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)

最後に紹介するのが、TOEICを運営するETS(国際ビジネスコミュニケーション協会)が出版する公式問題集です。
公式なだけあり、本番同様の形で実力を図るのに最適な問題集なので、ぜひ手に入れておきましょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10

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