タイ代表の最新要注意選手　タイのフッキ（シロー・チャットン）

UAEにアウェイで見事リベンジを果たした日本代表ですが、すぐに次の試合がやってきます。
次の試合はホーム（埼玉）でのタイ戦（28日）です。

タイは今回の予選では僅か勝ち点1にとどまっていて、前回の日本との対戦でも0－2で敗れていて圧倒的に日本が有利ですが、決して油断はできない相手だと
個人的には思います。
実際、つい先日のACLでも鹿島がタイのムアントン・ユナイテッドに衝撃的な敗戦を喫しています。

タイは既に本大会出場は絶望的ですが、有力選手がいないわけではありません。
とりわけムアントン・ユナイテッド所属の左サイドバックティーラトン・ブンマタンとFWのティーラシン・デーンダーは非常に危険な選手です。

要注意選手
FWティーラシン・デーンダー（28歳　所属チーム　ムアントン・ユナイテッド）

マンチェスター・シティ（イングランド）、グラスホッパー（スイス）、アルメリア（スペイン）でのプレー経験があるタイの絶対的エース
アルメリアではカップ戦でゴールも決めていて、唯一今回の最終予選で勝ち点を獲得したオーストラリア戦でも2ゴールを決めた東南アジア最強ストライカー

間違いなくJ1で通用する選手だと思うので、個人的にぜひJリーグで見てみたい選手です
テクニックとスピードのある突破と決定力が持ち味でスルーパスも出せる非常に危険な選手

ティーラシン・デーンダーのプレー動画はこちら

左SBティーラトン・ブンマタン（26歳　所属チーム　ムアントン・ユナイテッド）

タイ代表不動の左サイドバックで今年ブリーラム・ユナイテッドからムアントン・ユナイテッドに禁断の移籍をしたことで知られるアジア屈指の左足を持つ選手
ブリーラム時代にはACLで柏レイソル、ベガルタ仙台、ガンバ大阪と対戦してJリーグや韓国Kリーグ勢を苦しめてきたのは非常に知られています。
鋭いドリブル突破と驚異的な精度を誇る左足のセットプレーが大きな武器
特に知られているのが2015年のACLガンバ大阪との試合で日本代表GK東口からコーナーキックを直接決め、さらにはフリーキックを直接決めて日本のファンに衝撃を与え、2017年のACL鹿島戦でも直接FKを決めています

コーナーキックを直接決めた動画

フリーキックを直接決めた動画

攻撃的MF　チャナティプ・ソングラシン（22歳　所属チーム　ムアントン・ユナイテッド　7月からコンサドーレ札幌に移籍）
「タイのメッシ」と日本のメディアで良く紹介される有名な選手で、7月から札幌移籍が決まっています。
158センチと非常に小柄で鋭いドリブル突破が武器の選手ですが、リーグ戦での得点数は常に一桁でやや過剰評価されている印象です。
札幌で出場機会が得られるのか注目しています（タイ人は外国人枠に関係なく出場できるので外国人枠の制限は受けません）

FW　シロー・チャットン（24歳　所属チーム　ウボンUMTユナイテッド）
見るからに屈強そうなフィジカルを生かした強引な突破と左右両足から繰り出される強烈なシュートが持ち味の「タイのフッキ」との異名を誇るストライカー
本家ほどの決定力はありませんが、日本のDFが苦手とするゴリゴリ押してくるタイプの選手なので警戒が必要です

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