日本が明日勝てばWBC決勝で対戦する野球プエルトリコ代表の実力とは？

本日WBC準決勝のもう一つの試合が行われ、延長11回タイブレークの末プエルトリコがオランダを4対3で下して決勝進出を決めました。
プエルトリコ代表といえば、前回侍ジャパンが準決勝で敗れた相手で呆然とした方も多いのではないでしょうか。
当時のプエルトリコは伏兵的な存在と見られていて、日本が負けることを予想した人は殆どいなかったはずです。

ただ、プエルトリコは近年確実に力をつけていてメンバーの大半がメジャーリーガーで今回も優勝候補筆頭のドミニカ共和国、アメリカなどを下してここまで全勝で決勝進出を決めました。
もちろん日本が明日の準決勝のアメリカ戦に勝たないと全く意味がないのですが、今回は野球プエルトリコ代表の実力、注目選手などを検証してみたいと思います。
なお、プエルトリコはアメリカ合衆国の 米国自治連邦区であって、プエルトリコの住民はアメリカのパスポートを所持し、アメリカ国籍を持っています。
なので、独立国家ではありませんが広い範囲の自治権を持っていて内政は独自で行い、外交や軍事権はアメリカに頼っている状況です。

プエルトリコの野球人気と実力はどのくらい？

プエルトリコでは野球が圧倒的な人気を誇り、次いでバスケットボールが人気です。
今回も決勝まで無敗で勝ち上がり、前回優勝のドミニカ共和国、アメリカ、ベネズエラなどに全勝なのはただただ驚くばかりです。

プエルトリコ代表の注目選手は？

プエルトリコ代表の注目選手を紹介します
今回のメンバーは大半がメジャーで実績がある選手です。

投手　ヘクター・サンティアゴ
ツインズ所属　
150キロ前後のシンカーとチェンジアップ、スライダー、カッター、カーブなど多彩な変化球を操る左腕

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投手　セス・ルーゴ
メッツ所属
150キロ前後のストレートにスライダー、カーブを操り制球力に非常に定評のある右のエース格

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捕手　ヤディアー・モリーナ
カージナルス所属
前回2013年WBC準決勝日本戦で大活躍した時のことを覚えている方も多いと思いますが、メジャー屈指のキャッチャーとして非常に名高い選手です。
バッティング、守備力双方に長けていて8年連続ゴールデングラブ賞を獲得しています
特にレーザービームのような超強肩は非常に有名です　座ったままの体勢から二塁へ投げて盗塁を次々と刺す場面は圧巻です

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遊撃手　カルロス・コレア
アストロズ所属

プエルトリコ期待の若手有望株で昨年は20本塁打を記録したまだまだ成長が見込める長距離砲
デビューから2年連続20本塁打を超えています

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遊撃手　フランシスコ・リンドーア
インディアンス所属

走攻守三拍子揃ったプエルトリコ代表の2番打者　まだ23歳と若くまだまだ成長が見込める選手で、2016年にはゴールドグラブ賞を受賞しています

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外野手　カルロス・ベルトラン
アストロズ所属

メジャー屈指の5ツールプレイヤーとして知られるスイッチヒッターの大ベテラン選手。
39歳の現在も実力に衰えは全く無く、高い守備力と長打力（昨年は29本塁打）は健在で今回のWBCでも4番に座るプエルトリコの不動の中心選手です
メジャー通算421本塁打と驚異的な成績を残しているレジェンドです

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※5ツールプレイヤー＝ミート技術、パワー、走塁技術＆スピード、守備力、送球力の5項目全て高水準のプレイヤーのこと

準決勝でアメリカを倒しても決勝で待っているのはこの超強力布陣のプエルトリコです。まずはアメリカを倒して決勝に進出して、プエルトリコに前回の雪辱を果たしてほしいですね＾＾

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